柿は追熟させることで甘みが増し、本来の美味しさを存分に楽しめるようになります。しかし、柿がなかなか追熟しない場合、どうすれば良いのでしょうか?せっかくの柿をいつまでも食べられないのは悲しいですし、追熟させている間に食べ頃を過ぎてしまっては本末転倒です。
この記事では、そんな悩みを解決するべく、柿の追熟方法や熟しないときの原因と対策について紹介します。基本のやり方から、レンジや冷蔵庫、他のフルーツを活用した応用編まで詳しく解説するので、ぜひ参考にしてくださいね◎
柿の追熟について理解しよう
追熟とは、一部の果物を一定の時間おいて熟す方法のことです。追熟をすると、果肉が柔らかく、味も甘みが強くなります。柿は、買ってきたタイミングによっては果肉が固く、十分な甘みを感じられないことがあるため、そのような場合は追熟してから食べるのがおすすめです。
追熟しない柿の原因と対策
柿がなかなか追熟されないのは、温度が低い可能性があります。もし、うまく追熟されない場合は、温度が少し高い常温の場所に置くのがおすすめです。ただし、温度が高すぎると中身が腐ってしまうので常温で追熟する場合は、風通しの良い直射日光が当たらない場所で場所で行ってください。
柿の追熟方法:基本編
柿の常温で保存する方法は簡単で、買ってきたものをそのまま少し置いておくだけでできます。追熟は気温が15〜20度くらいの場所が適しており、これより下がってしまうとうまくできない可能性があります。
また、室内の温度が高すぎると中身が腐ってしまうので、風通しの良く、直射日光が当たらない場所に置くようにしてください。常温で追熟させるときの目安は3日ほどで、甘みを強くしたい場合は様子をみながら+2日ほど置いておくのがおすすめです。
昨年の柿ランキング
※2023年9月~11月の売上データ柿の追熟方法:応用編
ここからは、冷蔵庫、レンジ、他のフルーツを使った柿の追熟方法を紹介します。
冷蔵庫での追熟方法
柿は冷蔵庫でも追熟できます。ただし、冷蔵個は基本的に温度が低いので、柿が固すぎるとうまく追熟されない可能性があります。そのため、固い柿を冷蔵庫で追熟させたいなら、少し柔らかくなるまで常温で1〜2日追熟させるのがおすすめです。
柔らかくなったら、乾燥しないようにラップに包んでから冷蔵庫に入れて追熟させてください。
レンジでの追熟方法
手っ取り早く追熟させたいなら電子レンジを使うのがおすすめです。皮を剥いたあと、一口サイズにカットして電子レンジに入れてください。20〜30秒ほど加熱して、柔らかくなったらOKです。
電子レンジで追熟させる方法は「食感を残したい」「しっかり柔らかくしたい」など、自分の好きな食感に調節できるのが魅力です。
他のフルーツを使った追熟方法
柿の追熟を早めるには、他のフルーツを活用する方法もおすすめです。例えば、りんごは「エチレンガス」というフルーツの熟成を早めてくれるガスを放出し、近くにあるフルーツの追熟も早めてくれる特徴があります。
柿とりんごは旬の時期も近く、まとめて購入しやすいため、追熟を早めたいときは一緒に保管しておくと良いでしょう。
まとめ
今回は、柿の追熟方法についてご紹介しました。
柿は、追熟させることで柔らかく、甘い味わいになります。買ってきてすぐ食べたいところではありますが、追熟させることで本来の美味しさを引き出すことができます。
自宅でも簡単にできるので、ぜひこの記事で紹介した方法を参考に、柿の追熟を試してみてくださいね◎