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不完全渋柿ってどんな柿?種類や食べ方をご紹介!

不完全渋柿ってどんな柿?種類や食べ方をご紹介!

おうち時間の増加で注目されたフルーツ。ビタミンやカリウムなど、様々な栄養素をまとめて摂取することができるので、健康面でも期待が寄せられます。柿について調べていると、「甘柿」や「渋柿」といった分類に加えて、「不完全渋柿」や「不完全甘柿」といった名称を目にすることがあるのではないでしょうか?聞き馴染みのない言葉で、「甘いの?」「渋いの?」と思われるでしょう!本記事では、「不完全渋柿」についてその名前の由来や、品種、食べ方についてまとめてご紹介します。

不完全渋柿とは?甘柿や渋柿との違い

不完全渋柿とは、種の周りが渋みが抜けているのが特徴の渋柿です。基本的には、人の手で渋抜きする必要がありますが、収穫してそのまま干し柿を作るのに使われることもあります。ここでは、不完全渋柿について詳しく解説します。

そもそも「渋み」とは?

柿に含まれる渋みは、タンニンが原因です。水溶性のタンニンは、食べた時に口の中で溶けて渋みを感じやすくさせます。

甘柿は突然変異だった?甘柿と渋柿の違い

甘柿と渋柿の違いは、タンニンによって決まります。渋柿にしかタンニンが含まれていないと思われがちですが、甘柿にもタンニンは含まれています。ただし、甘柿に含まれるタンニンは、収穫される直前に水溶性から不溶性に変化するため、口の中に入れtも渋みを感じにくくなるのが特徴です。

不完全渋柿と完全渋柿の違い

不完全渋柿と完全渋柿の違いは、渋みの具合です。不完全渋柿は、種の周りだけ渋みが抜けます。一方、完全渋柿は種が入っていても渋いままです。どちらの柿も渋抜きをすれば、甘くなります。

不完全渋柿に分類される代表品種

ここでは、不完全渋柿に分類される代表的な品種や特徴について解説します。主に覚えておきたいのは「刀根早生柿(とねわせがき)」「平核無柿(ひらたねなしかき)​​​​」「蜂屋柿(はちやがき)」「甲州百目(こうしゅうひゃくめ)」です。それぞれの特徴を解説します。

刀根早生柿(とねわせがき)

刀根早生柿(とねわせがき)は、四角い形をしている柿です。見た目は鮮やかなオレンジ色をしており、程よい固さがあります。渋抜き​​をした刀根早生柿(とねわせがき)は、甘みが強くなります。旬は10月ごろです。

平核無柿(ひらたねなしかき)

平核無柿(ひらたねなしかき)は、名前の通り種がない柿のことです。渋抜きをしたものは、程よい上品な甘さと果汁がたっぷり含まれています。食感も固さと柔らかさのバランスが良いので、手軽に食べられる柿を探している方にピッタリです。旬は10月〜12月ごろになります。

蜂屋柿(はちやがき)

蜂屋柿(はちやかき)は、見た目が少し尖っている柿です。主に、岐阜県美濃加茂市で生産されています。他の柿と異なる点は、糖度が非常に高いということ。また、蜂屋柿(はちやがき)は干し柿としても親しまれています。

甲州百目(こうしゅうひゃくめ)

甲州百目(こうしゅうひゃくめ)は、江戸時代から作られている歴史の古い柿です。鮮やかなオレンジ色の皮に包まれており、サイズが大きいのも特徴です。渋抜きしたものは、ジューシーで果汁がじわっと溢れます。

不完全渋柿を素材にした伝統食品

ここでは、不完全渋柿を使った「あんぽ柿」「枯露柿(ころがき)」「おけさ柿」など伝統的な食品について解説します。

あんぽ柿

あんぽ柿は、水分が多い干し柿のことです。柿のジューシーさを残しつつ、干し柿にすることで強い甘さが楽しめます。干し柿というと固い食感をイメージしがちですが、あんぽ柿は柔らかくとろっとした食感が特徴です。

枯露柿(ころがき)

枯露柿(ころがき)は、水分が抜けてドライフルーツのようになるまで乾燥させた干し柿のことです。あんぽ柿より甘さが控えめなものも多く、しっかり噛むので、満腹感があります。ダイエット中にもおすすめの食べ物です。

新潟県・佐渡のおけさ柿

新潟県の佐渡で生産されている種がない柿のことです。渋抜きをすると、ジューシーな食感と甘さがでます。レモン1個と同じくらいのビタミンCが含まれており、美容に気をつかいたい人におすすめの品種です。旬は9〜11月ごろです。

まとめ:みずみずしい柿を食べるなら、甘柿を!

今回は、不完全渋柿について解説しました。渋抜きをしてから生でそのまま食べられるようにことが多いですが、「あんぽ柿」や「ころ柿」のように干し柿でも親しまれています。記事を参考に不完全渋柿を美味しく食べてみてください。

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